グラゼニという漫画を一気読みしてみた感想です。
こんにちは、せぷてんとりおんです。
本日は、モーニングから出されているグラゼニという漫画についてちょっと書いてみました。
この漫画、野球漫画です。ゼニとつくのでタイトルだけ見たらヤクザモノなのかと思ったときもあります。
グラウンドに銭が埋まっている、だからグラゼニということみたいです。
アニメが始まるっていう情報を見たときに1話だけ見たのですが、その時は年俸が低いピッチャーが、ちょっとした皮肉交じりの話なのかなーって印象だったのですが。
たまたまアニメの3,4話を見て気になったため、原作が気になり東京ドーム編の途中までレンタルして一気読みした感想になります。
以下より、さらっと内容に触れてますので、ネタバレ気にする方は注意。
まず、最初に一通り読んだ感想としては、割とちゃんとしたサクセスストーリーとなっております。
あとは、プロ野球の世界の話なので、野球中継とか見ている人はなじみやすいかもしれないですね。
球団の名前こそ違っていますが、それとなく寄せていますのでチームの印象とか。
また、作中の時間経過が結構サクサクと過ぎていくので、ルールも現実に近いものを適用されているようです。というのも作中にコリジョンルール変更で守備位置が、という一コマ程度の会話があったりと。
というか本当に時間経過早い感じがしますね。現在累計30巻超えですが、主人公が25歳スタートだったのに今32、3歳とかになっているんじゃなかったかな。
現在はパ・リーグ編というタイトルになってますね。
そういえば、パ・リーグ編は主人公は仙台のチームなので、楽天がモチーフになっています。
で、モーニング誌面で最新話読んだときに回転数の話が出てきていて、どういうことだろうと思っていたのですが、この間楽天の野球中継みたら、球の初速、終速、回転数も表示されておりました。
最新の話はちゃんと最新の設備の設定で作っているんだなと正直感心しました。
長期連載していると、たまにコミックの裏に、ルールは〇〇年当時のものを適用しています。といった注意文あったりするものもあるので……。
で、ストーリーについては、自分と相手の年俸の差額が、とか契約改定の金額の話だったりとやはりタイトル通り金額の話が多く出てきます。
とはいえど、ちゃんと普通に勝ち数の話や防御率の話を絡めたりと、なるほどなというものもあり。
また、数年前まで予告先発はセ・リーグにはなかったので、奇襲先発とかそういったやり時があったりしたのも印象に残っております。
今は、両リーグとも予告先発ありますから。
変更されたことに関しては、サプライズはないけど、この投手明日投げるのか、じゃあ見に行くかな!という人もいるでしょうし、いいとも悪いとも言えないかな、と自分は思います。
グラゼニ(無印)時代は主人公が登板するたびに自分の年俸と比べるという表現が多かったのですが、後半や東京ドーム編まで行くと、年俸が上がっているので普通に球筋でどう勝負するかとかも書かれてきたりして、個人的に東京ドーム編は結構面白く感じております。
あとは勝ち続けるわけでもなく、負けが普通についたり、チームの事情で登板が変わったり怪我などで離脱とかイベント盛りだくさんな感はありますが実際選手ってそういうリスクは常に抱えてますし。
正直なところ1巻だけ読んだところだとそこまで興味がわく作品かなというと微妙かもしれません。今回自分は一気読みする、というので20冊分くらい連続で読んだので面白く感じましたし、コミック集めてもいいかなという気分になりました。
モーニングって出版が講談社なので、マガジン系なんですよね。
最近読んでいるスポーツ漫画はジャイアントキリング、ダイヤのAとかDAYSとか全部マガジン系なのに気づいて改めてびっくりしております。
以上、せぷてんとりおんでした。