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ブレイブルークロスタッグバトルから考えるDLCの在り方。

こんにちは、セプテントリオンです。

今回は、無双を先にまとめようと思ったのですが、
先日、ファミ通さんにて、面白い記事を見かけたため、そちらから考えるDLCの在り方を自分なりに考えてみたものを書いてみました。

面白い記事というのは、こちらになります。

https://www.famitsu.com/news/201801/13149729.html

内容としては、ブレイブルーの新作ソフトである、「ブレイブルー クロスタッグバトル」の発売日決定とDLCの内容についてでした。

キャラは総勢40名とのことなんですが、

内約としては発売当初は20人。DLC追加で20人という内容でした。
発売日は2018年5月31日で価格は5,800円と。

発売日まで4ヶ月ほどあるのに、すでにDLCのキャラ数が決まっているという不思議さ加減はあります。
最近はどのゲームもですが。予約の時点でシーズンパス付とかね。

という上記の記事をみて自分なりにDLCについて考えてみたものを書いてみました。


以下、続きにて。

 

 

 

 

●まず、自分としての意見として。

DLCはあってもよいけど、近年の流れを見ると好きにはなれないかなと。

PS4になってからは顕著な気はしますが、発売前にDLC出します。
初回特典で買うとDLC付いてきます。というものが多く見かけます。

まず、発売前にDLC出しますというのは、自分としてはよくわからないのですよね。
これは、ネットワークないときのゲームソフトの在り方が根付いているというのもあり、
パッケージ販売すれば、それで完結なのでは?という思いがあるからです。

発売しました、面白いからやりこみ要素増やして→追加でDLC作りました。
といった販売してから反響をみてコンテンツ増強とかは、なるほどとは思うのですが。

販売前にシーズンパス4000円でゲームソフト8000円の場合、
本来の開発が考えてる完成形は12000円になります、ということかなと。
なんかそういう販売形態のソフトが増えてきて、

別に買うのは自由ですよ。私たち提供するだけなんで。
っていわれてる感じもして嫌になっております。


●自分が出せる値段設定。
個人それぞれで、これは買うとかはあるとは思いますが。
自分の中で大まかこの程度が妥協ラインとかありまして。
ゲームソフトはシーズンパス加えたら合計1万超えるものはきついです。
で、どの値段でソフト買ったとしても、追加コンテンツには出せて2500円くらいですかね。


以上が、自分の中にあるDLC観。


さて、それはさておき、上記のリンクにありますように、ブレイブルーDLCについて触れてみる。

過去のBBやGGでもキャラのDLCは配信していたりして、DLCのキャラは1人800円の価格で提供していたと思っております。
さすがに20人もいますので、そこまでの金額帯にはならないでしょうが。
なんせ800円だとしたら16000円と割とシャレにならない金額なんだけども。本編6000円だから22000円前後と。

まだ、DLCの金額自体は決まってないから今後どうなるのかなと。

とりあえず、数に関してはどうやっても多すぎるとしか言いようがないので、放っておくとして。

 

●なぜ、最初から40人で出さなかったのかを考える。

考えられる可能性。
・40のキャラクターを作成する時間が足りない。
・お金儲け。
・延命措置

という感じでしょうか。
はじめ、20人も増やすなら新作でだせよ。とか思ったのですが。
例えば、キャラだけ増やしてシステムなにも変わってなかったら新作ですか?っていうところもありそう。


それぞれ開発側も思惑はあるのでしょうが、個人的に考えた中で、最悪なのが、
5月までに全キャラ調整が終わっているのだが、開発費を最大限回収して、次回作への繋ぎの資金稼ぎをしたい。
そのため、パッケージは半分の20人にして、有料で小出しにすることでソフト自体の寿命を延ばす。

そこそこゲームの出来よかったら、全部のDLC出るまでパッケージを中古に売らない人も出てくるでしょうし、
そうなると中古流通が少なくなって、知り合いが進めるから新品で買うかって人も出てくる可能性もありますし。


●もし開発側が儲かるためだとした際の金額を考えるとする。
 (以下の金額は自分の中の仮定した金額なので、実際の金額ではありませんので注意。)

もしも、全キャラ入れた場合だとソフト12000円で売りたいとする。
→しかし格闘ゲームを12000円も出して買う人がどのくらいいるか?

なら初期6000円にしよう。
それでキャラ400円にして月単位で販売にしたら追加キャラクター全部そろえても追加分8000円で14000円。
→1度に12000円は出すのを渋ったとしても、月単位で1000円くらいでそろえれるようにした方がトータルの儲けは高い可能性もあるか。(目標より2000円高いのはDLCを買わない人もいるだろうから。)

といった感じかなぁ。


●なぜDLC販売するのか。を考える。

今思い返すと、初代PSの時のソフトの値段が今の3DSソフトと同じくらいの値段設定だったので、
それと比べて現在のPS4ソフトの値段が上がっているのは開発費が膨らんでいるのと、あまり売れないっていうのがあるのかもしれません。

正直ゲーム自体、今はスマートフォンアプリなりブラウザなりと基本プレイ無料のものが増えていることもあって、
パッケージで売ってもあまり売れないとなれば大多数を広く狙うよりも、ぶっちゃけ買った人に狙いを絞ってお金をもらいに行くという方式が確実だよね。
という形になってしまうのかな。だからDLCの先出とかDLCありきの商法になってしまうのかなと。

携帯アプリとかは基本プレイ無料のガチャ課金とか限度額は個人次第っていう売り方で成功してますし。
ある意味手軽に稼げるというか、そういう売り方でうまく行くところも存在はしているので、
時勢として、DLCで稼ぐという流れになっているのかもしれないです。

なんせネット上だとガチャで諭吉何枚溶かした。とかいうのも見ますし。
今は、買う人は買うという姿勢で、1人に対しての負担額を増していく感じなんでしょう。
言い方悪いけど、ファンは買うだろ、というか。

あとは最終的にはネットですぐに評価や内容が出てしまうしで、売り方の環境は変わらざるは得なくなってるのかな。
今やネットワークストアでセール対象になった際、パッケージ買うよりセールでDL版買う方が安いというのもちらほら。
大手のチェーン以外の中古屋とか小売店が消えていってますね。

 

●いろいろと長く書いてきましたが、つまり、何が言いたいかというと。

開発側もお金かからないでゲームは作れませんし、そして作っても売れないのでDLC販売を一つの商法とするのはわからなくもないですが、
販売前からゲームソフトをもう一本買えるような値段のシーズンパスや、累計すると相当額になるDLCを用意して発売日に配信できるようにしておくというのは、計画的すぎて苦手です。
出すことが悪いわけではないのですが、もう少し気持ちよく購入できるようにしてもらえませんかね?

メーカーによっては、高額のDLCを売り出しながら、1年もたたずに完全版とか出されたりして非常にがっくりきますし、
次回以降の買い控えにもつながると思うんですよね。


以上、考えすぎてこの記事を仕上げるまでに3日も費やしたセプテントリオンでした。