夢や何かが沈む場所

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日本酒漫画、いっぽん!! を読んだ感想

おひさしぶりです。セプテントリオンです。

ユーザー名はひらがなに設定しているのですが、こういう○○です、といった文章の流れだと、カタカナのほうが読みやすいからカタカナ表記になっていたりします。

名前でブレるのはいかがなものかとちょっと思ったりはしてますが……!

 

さて、本日はタイトルにありますとおり、日本酒の漫画「いっぽん!! しあわせの日本酒」について感想を書かせていただきます。

 

この漫画は日本酒とかを多めに取り扱ってる酒屋で見かけたものです。

売り文句が「重版、絶賛」という最近よく見かけるタイプの文言でしたのでぶっちゃけどうなんでしょう。と思って買ったものです。せっかくなので今回記事にしようかと思いまして。

 

まぁ感想ものなのでネタバレあります。

むしろネタバレなしで感想とか書ける人凄いなと思ったりするこのごろ。

 

では続きより感想はじめます。

 

 

 

 

 

 

 

まず、最初に読んだあとに思った感想。

買って後悔はしなかったが、買わなくてもよいというマンガでした。

これは、他人にはお勧めしづらいわぁっていう感じの。

 

というのも本筋のストーリー自体は、百貨店の店員が優れた味覚を持っていて、

とある事情で、百貨店救済の一環として日本酒部門の責任者となるところから始まるのですが、残念ながら話がお酒の紹介ありきで作られているため、本筋の百貨店救済につながっているものがほぼなかったりして、単にお店に来たお客やたまたま知り合った人の「このお酒しってる?」や「悩み事をお酒にたとえて解決」というパターンで終わってしまっております。

そのため、1話につき1つのお酒の紹介になって完結、という話のふくらみがない印象。

何気に主人公が歴史マニアなのでちょこちょこ歴史の人物がどうこうしたりといった発言してたりして話自体がつまらない、というわけではないので、残念感があります。

なんというか、山もないから落ちもないっていう印象が残ってしまうっていうか。

 

とはいえ、日本酒の蔵とかに取材してるので、成り立ちとかそういったものの描写が少し丁寧な気もします。

お酒ごとにコラムで社長とかのコメントがあったりとどちらかというとカタログより。

というか、カタログとしてはありなのかもしれない。

個人的に日本酒は数あるし、地元でしか流通してないのもあるから、こういった本だと

表紙の中で、この巻ではこの酒を取り扱ってます、的なことを書いてあれば興味を引きやすいし、手にとりやすかったかもしれないなぁ、等と思いました。

なんせ、自分が知らないお酒ばかりだったのですが、知らないってことは入手が出来ないから、味の云々といわれてもなぁという感じになってしまうので。

もっとも、マンガでこれがおいしいといわれても、実際の商品を取り扱っている以上、こいつはマズイ、なんて書けるものでもないので、味の表現とかはほとんど、評価対象にしてなかったりします。

 

同じ理由でグルメ番組とかもまったく指標にしてないんですけどね。

あいつらは口に入れば「まいうー」とか言っていればいいと思っていやがる。

 

と、最後はちょっと悪意に満ちてしまいましたが、このマンガの感想としては

総じて、不可ではないけど、良まで行かない、カタログとしては見る場所もあるかもしれない。といったところで。

なお、現在3巻まで販売しておりますが、4巻の発売日未定となっているみたいなので今後の展開があるのか不安になるところでございます。

自分は発売日だけ調べただけなので、どういう事情なのかはよくわからないのですが、

この漫画はヤングジャンプから刊行してるのだけど、雑誌上で連載してないのかなぁ?打ち切りとかじゃないよね。打ち切りだとしたら、重版はともかく、絶賛とはいったいってことになるよね?

 

以上、売り文句を素直に信用していないセプテントリオンでした。